〜天幕日和〜

これまで炭火調理に使う炭は岩手切炭を使っていました。

10回のキャンプでほぼ使い切り再度購入しようと思いましたが、オガ備長炭の方が安くて火持ちがいいことに気付き、すかさずオガ備長炭を購入。


このオガ備長炭、購入された方のレビューを見ると「火持ちは良いが着火しづらい」という声が多く、「まず安物の炭に着火して、その炭の火でオガ備長炭に着火するとよい」という書き込みがあったので、その方法を真似することにしました。

そこで「安物の炭」として選んだのが豆炭

こちらのレビューは「着火は早いが火持ちしない」という声が多く、オガ備長炭とは真逆ですね・・・

ちなみに、上記３種の購入価格ですが、
・岩手切炭３ｋｇ　1,300円（2013年7月）
・オガ備長炭３ｋｇ　1,010円（2014年4月）、780円（2014年7月）
・豆炭３ｋｇ　788円（2014年7月）
オガ備長炭の780円のはナンピン買いですネ


で、先日のキャンプのときに「豆炭でオガ備長炭に着火する」を試してみました。

B-6君に豆炭を並べると６個入りました。
ちなみに、豆炭一つの重さを計ってみたら約30グラム。
一箱3㎏なのでだいたい100個入ってるはず・・・です。


今回は9個入れてみました。


ファイアーライター1個をロストルの下に置いて着火！


ファイアーライターが燃え尽きると豆炭はこんな状態でした。
普通の炭は赤く燃えて白い灰が出ますが、豆炭は茶色っぽいおが屑のような粉が出ます。うちわで煽いでも、火吹き竹で吹いても赤い焔が上がることはありません

しけってるのかな？だから安かったのかな？？？
不安がよぎります。

しかし、手をかざすとかなり熱い。これが豆炭の燃え方のようです。


豆炭の上にオガ備長炭を2つとちょっとのせて着火するか待ちます。
ちなみにオガ備長炭の重さは中くらいのサイズで120ｇでした。
Ｂ-6君なら1回300ｇあれば足りるかな・・・

途中うちわと火吹き竹を駆使しましたが、20分ほど待ってもオガ備長炭の表面にはなんの変化もありません・・・火持ちの悪い豆炭がいつ消えてしまうかもわかりません。晩飯ピンチ！

最悪の事態を避けるため実験は中止！
ファイアーライターでオガびんに着火します。
ただ、これも点くのかどうかやってみないとわかりません。
オガびんは縦向きに置いてみました。ちくわのように中心が空洞になっているので、外側と内側から火攻めにする作戦です。もう必死なもので・・・

ファイアーライターが燃え尽きるとオガびんの下1/3ぐらいは着火していました。

よっしゃ、火吹き竹全開じゃ！
ふぅぅぅぅぅああああ！！！
ふぅぅぅぅぅああああ！！！
ふぅぅぅぅぅああああ！！！

火吹き竹が笛のように鳴っているのか、それとも自分の声なのかわかりませんが、新戸キャンプ場に異様な音が鳴り響いていました。
ぼっちでよかった～


着火成功！晩飯セーフ！
「豆炭でオガびんに着火する」という実験には失敗しましたが、着火しづらいと噂のオガびんを無事着火することが出来ました。しかも火力は過去最強おしいく炭火焼をいただくことが出来ました。


ということで、結果的にはいつものファイアーライターでOKだったわけで、豆炭の存在理由がなくなってしまいました。

ただ、オガびんだけだと焼き網までの距離が遠すぎて火力が弱くなる可能性もあるので、今後豆炭は下駄代わりに使ってみようと思います。

また、豆炭だけでもそこそこ火力は感じられたので、燃焼時間次第ではソロの食事ならなんとかなるかも知れません。この次のキャンプでは豆炭だけでの炭火焼を試してみようと思います。

それにしても、火吹き竹の威力には驚きました。オススメです。
ファイアーライターは600円切ったら買い時ですよ


こうして見ると、オガ備長炭も豆炭も火吹き竹も鹿番長なんですねぇ～


キャンプツーリングの一人焼肉にはB-6君がオススメです。

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ナチュラムさんの売れ筋は・・・