◇サイト
↑場内マップ(公式HPより)
キャンプサイトは大きく分けると2つです。海岸サイトとフィールドサイト。
その間に鉄骨の足場の上に設置されたデッキスペースというサイトも4カ所あります。
ブルーの屋根が管理棟。その奥に、左側の海辺が海岸サイト。右側の一段上がった土のサイトがフィールドサイトです。
■海岸サイト
石ころだらけの海岸サイト。日帰りBBQがメインになるかと思いますが、ここにテント泊する場合はテントの下に敷く1畳ほどの大きさのボードを貸してくれるそうです。
ちなみに、海岸サイトにはかなり多くのフナムシが生息していたので気になる方はインナー付きのテントをオススメします。
場所によって、大きな石だったり中くらいの石だったり・・・
小枝や流木を拾って焚き火もできそうですね(直火は禁止です)。
フィールドサイトと海岸サイトの間は10段ほどの階段を昇り降りしないといけません。荷物が多いと海岸サイトは大変かも。
■デッキスペース
社長のイチオシがこちらのデッキスペース。料金もやや高めの設定ですが、結構人気があるそうです。現状4カ所ですが、今後増設して20ぐらいにしたいとおっしゃっていました。フル装備のファミキャンさんには狭いと思いますが、UL装備のソロやアベックならフナムシの心配なくオーシャンビューを満喫できそうですね。
■フィールドサイト
テント泊の場合、メインになるのがこのフィールドサイトでしょう。炊事場やトイレもフィールドサイトに設置されています。
午前中は早朝から日当たり良好
午後になると日陰に。夏はこれぐらいの方が過ごしやすいでしょうね。
正面は大海原ですが、背面と両サイドは絶壁に囲まれています。
私が利用した時にとても残念だったのがこれ↑雑草が伸び放題でせっかくのオーシャンビューが・・・
これについては前日の利用者から社長に指摘があったそうで、「早急に刈り取る」と社長さんおっしゃっていました。
◇トイレ・シャワー
左から、男女兼用トイレ→男子シャワー→女子シャワー→女子トイレ
男女兼用トイレ。ウォシュレット付きでした。必要最小限の清掃はされている、そんな感じでした。
男子シャワー
シャワー室内には脱衣カゴのようなものはなく、椅子だけ置いてありました。着替えが濡れないよう気を付けましょう。
100円で5分利用可能。
◇炊事場
屋根付きです。
◇管理棟・展望デッキ
管理棟前の展望デッキからの眺めは最高です。
◇階段・トロッコ
真鶴シーサイドキャンプ場を利用する上で一番のネックになるのが荷物の搬出入ではないかと思います。
崖下のキャンプ場・・・車両乗り入れ不可・・・急勾配の階段120段・・・
今回、実際に利用した感想は「なんだ、たいしたことないじゃん」でした。ただ、搬出入のタイミングで雨に降られると泣きが入るかも知れません。
キャンプ場入り口に到着し社長さんに電話すると荷物運搬用のトロッコで上がってきてくれます。
※電波が圏外のときは100mほど先の町営駐車場まで移動すると電波入ります
その間に車から荷物を下ろし、数歩歩いた先のトロッコ発着場に荷物を置きます。
じきに社長がやってきて、トロッコに荷物を載せ下のキャンプ場まで運んでくれます。
駐車場に車を停め、徒歩でキャンプ場に下りると荷物は台車の上に。
トロッコ1回500円の張り紙がありましたが、これはイベント利用客向けのものです。キャンプの場合はキャンプ場利用料金にトロッコ代も含まれているということです
※真鶴シーサイドキャンプ場の敷地では「ガンダーラ」という名称で音楽イベント等のレンタルスペース事業もやっています
◇ゴミ
ゴミは持ち帰りです。
灰だけはドラム缶に捨てられます。
◇電波
auガラケーは入ったり、入らなかったりでした。イオンスマホ(iijmioのSIM)も同じく。深夜に地震があった時は焦りましたが、たまたま電波が入ったので状況を把握することができました。wi-fiを使えるようにしてもらえると嬉しいんですがね。
◇買い出し・自販機など
場内に自販機や売店はありません。120段の階段の上り下りが大変なので到着前に買い物は済ませておく方が楽でしょう。
◇その他
・直火は禁止です
・トンビに昼食を奪われそうになりました。トンビがキャンプ場上空を旋回しているときは十分注意してください。社長さんに言えばパチンコで威嚇してくれます。
・
ガンダーラのHPを見たら、「この施設は監視カメラによって24時間監視され 小田原警察も見る事が出来るシステムを取り入れています。」という記載がありました。羽目を外さないよう気を付けましょう。
・真鶴シーサイドキャンプ場は2016年2月に開業したばかりの発展途上のキャンプ場です。社長さんが「キャンプに関しては素人」と自らおっしゃるとおり、日々試行錯誤しながら営業されているようです。利用者として気付いたことなどあったら教えて差し上げると喜んでもらえるかも知れません。これだけ素晴らしいロケーションのキャンプ場はなかなかないと思うので、いいキャンプ場になって欲しいですね
以上、施設レポでした。
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