ひととおり準備が整い、久保キャンプ場に予約の電話を入れます。
元気な女性の声が聞こえました。ざき姐に違いない。(笑)
料金を聞くとソロは込み込み1,500円とのこと。
ざき姐から「ツイッターかフェイスブックやってますか?」と唐突に聞かれました。お客さんとの連絡をSNSでしてるんだとか。早くもやり手の匂いがプンプンします。
電話を切ったあと、ざき姐のツイ垢 @kubocamp を探し連絡するとすぐ返信が。早っ!やっぱりやり手!
ツイッターから今日の入り具合を伺うと新規の方ばかり3組(ソロ2組と4名のグル)ということで一安心。
11時半、出発。
車かバイクか迷いましたが、新規導入アイテムをいろいろ試したかったので車にしました。
今年のキャンプはこれで5回目ですが、車3回・バイク2回
ブログのジャンルを「キャンプツーリング」にしているんですが(しかもランキング3位)、マズイですね、これは・・・。
出発して10分ほどで忘れ物に気付き一旦帰宅し12時前、再出発。
zund-bar近くのセブンで買い出し。道志への最短ルートにはスーパーがないので、刺身が買えないのが悩みです。
13時半頃、久保キャンプ場到着です。
久保のつり橋の少し先にある新しいきれいな看板を目印に道志みちから脇道に左折(相模湖方面から来た場合)。
すぐに恐怖を覚えるぐらいの下り坂になります。
車でよかった!急なうえに落ち葉は落ちてるし、途中2回か3回鋭角に曲がるしで、バイクだとほんとにチビリそうな坂道です。
久保キャンプ場にこんな急坂があるのは知りませんでした。帰宅後調べたところ、一番標高の低い河原サイト(436m)だと道志みち(478m)から40mも下ったところにあるようです。
急坂の踊り場的な管理棟で受付をします。
ざき姐が不在のようでバイト兼お客さんのソロキャンパーhideさんが受付をしてくれました。
受付で利用者名簿に住所・氏名等を記入します。これに本名を記入すると、ツイ垢と本名が紐づいてしまいます。名簿に偽名を記入するのは宜しくないと思うので、気にする方はSNSでの最初のやりとりを捨て垢にする方がいいでしょう。私は気付くのが遅くあぼーん
ざき姐から「一人で静かに」という私のわがままが伝わっていたようで、配置図を見ながらhideさんがオススメのサイトを選んでくれました。
実物が逆さに掲示してあったので、あえて写真も逆さまで・・・
この日、静かに過ごせそうなのは河原Aの3か4、もしくはサイトA下1~3とのこと。hideさんが案内してくれると言います。
車に乗り込もうとすると「道幅十分広いので大丈夫ですから~」とhideさん。
「どういう意味?」と思いながら車に乗り込むとわかりました・・・
サイトへ下りる坂道。外から見るとこう↑なんですが・・・
車に乗り込むと、こう↑全然足元の道が見えません。まるで落下直前のジェットコースター!
hideさんの誘導に従いそろりと前進。
一番下の河原サイトAまで下り車を停め、hideさんの説明・アドバイスを聞いて・・・
結局、「サイトA下」に決めました。川沿いが河原Aで、その一段上のクレイジーなタープが見えるのがサイトA下です。
河原Aは一組予約が入っていましたが、A下なら一人で使えるということと桟敷で見晴らしもよかったのが決めた理由です。
それと、写真では見えませんが、河原Aの一番奥に道志川にダイブするターザンロープが渡してあって、ちょうどこのときバンガローに宿泊する若者10名ほどのグルきゃんさんがダイブの真っ最中でした。えっ、団体?と思いすぐさま「THE END」の文字が頭に浮かびましたが、仕方ありません。こういう日もあるでしょう。
そんな私の気配を察してかhideさんが「夕方には静かになりますから・・・」と優しく声をかけてくれました。。。
設営前に応接セットだけ出してコンビニで買った太巻きで昼食をとります。
しかし、ここで問題発生。
実はターザンロープの飛び込み台は河原ではなく一段上のA下に設置されているのです。そして河原側からは登れなさそうな・・・
というわけで太巻きを食らうソロキャンパーの目の前を勇敢なターザンたちがこちらをチラ見しながら通り過ぎていくのです(若干、被害妄想入ってます)。
小心者のソロキャンパーはターザンたちの視線が気になって仕方ありません。ダイブはしないけど女ターザンもいるし。。。まさにソロキャンパンダグルキャンの若者たちの目に、一人でキャンプしてるおっさんはどのように見えるのでしょう?もう心が折れそう・・・
しかし、設営を始めると邪魔になったのか、ダイブするターザンもいなくなりました。ゴメンネ!
車は一段上のサイトAに停めさせていただきました。A下に下りる階段があるので荷物の運搬も楽ちんでした。
設営中、キャンプ場に到着したざき姐があいさつに来てくれました。第一印象は「昭和のグラビアアイドル」(ご無礼でしたらゴメナサイ)。初対面の挨拶が済むと、いきなりスマホでツーショットの記念撮影。うっかりするとSNSにアップされそうなので念のため「顔出しNGでお願いします」とお伝えしました。
お会いする前は「押しの強いゴリ押し管理人だったらどうしよう・・・」と心配でしたが、実際はそんなことはなく「気さくで陽気でさっぱりした面倒見のいい」そんな方でした。ざき姐にお会いして、先ほど折れそうになっていた心もまっすぐに戻りました。
そんなこんなで設営完了です。サイト奥(上流側)から見た画。
(関連記事)⇒ドッペル クレイジータープ導入
自サイトからの眺め。右手(上流方向)。ターザンの飛び込み台あり。
左手(下流方向)。
川の右手にも左手にもちょっとした落ち込みがありその両方から水の「ゴォー」という音が聞こえるので、正面を向いているとステレオ放送のように立体的に川の音を聞くことができました。
特にすることもないのでコーヒータイム。初めてコールマンのやかんを使います。いつもはスティックコーヒですが、コールマンに敬意を表しドリップパックを用意しました。
Coleman(コールマン) パッカアウェイケトル/0.6L 2000010532
本当に美味しいコーヒーに出会いたくなったら・・・老舗コーヒー店が送る至福のひととき♪コー...
ドリップだと香りが全然違う!これは美味かった。
雑誌famのミニ焚き火台で湯沸ししようかと思いましたが、手近なところに松ぼっくりが見当たらなかったので結局ガスで・・・
ちなみに、ミニ焚き火台はこんな風に携帯してきました。ほんとに小さい。ポケットサイズです。
fam Autumn Issue 2015 (三才ムックvol.821)
コーヒーをいただきながら読書しようと思いましたが1行目の「禍まがしい」という漢字が読めず、夜勤明けの眠気もあり挫折。
何をするでもなくボーッとタープの下でチェアに腰掛け夕食の時間を待ちます。ときたまターザンがやってきましたが、日が傾き始めたせいかさすがにダイブする勇者はいませんでした。
そろそろいいかな?
TANITA デジタル温湿度計 パープル TT-550-PP
10か月ぶりにファイアグリルを使ってみました。鹿番長のチャコスタ忘れたし・・・
一品目は調理しなくていいものを選ぶようにしてます。
2品目はボリエモンさんを佐野って・・・
途中、いつもの炒め物を挟み(写真省略)・・・
久しぶりに使おうとしたら網が錆びてました・・・錆のない端の方を使います。
シイタケは食べ頃の判断が難しい・・・タイミングがドンピシャ合えば超絶美味し。
このあと〆の焼き肉。今回もご飯なしでお腹いっぱいになりました。
食後にコーヒーを。
ファイアグリルで小さくなってた炭を噂のミニ焚き火台へ移します。思えばこれが火入れ式でした。
コーヒー一杯分なら5分もかからず沸きました。
今回はBBQで使った丁度良い大きさの炭がありましたが、ミニ焚き火台単体で使うとなると丁度良い大きさの炭があるかどうか・・・。岩手切り炭なら入りそうですが1個でお湯沸かせるかな?豆炭なら2つか3つ入るかな?固形燃料が一番無難でしょうか。
日が暮れたタープ下でも19℃ありました。風も弱く過ごしやすかった。
テントの中は20℃。夜勤明けのソロキャンパーは夜が早いおやすみなさ~い。
夜中トイレに起きましたが、外は曇り空で星は見えず。今夜は星空撮影会はお休みです。
2日目。キャンプ場では早寝早起き。
外が明るくなるのを待ち、他のキャンパーさんが活動を始める前に場内探索&写真撮影。平日ですが結構お客さんが入っていて、今回はいつものような詳細な場内レポが難しそうです予想以上に人気のキャンプ場でした。
朝食は最近定番のパン・スクランブルエッグ・ウインナー・コーンポタージュ(写真省略)。
パンをクーラーボックスに入れっぱなしにしてしまい冷たく固くなっていたので、スキレットで温めたらホクホクの出来立てパンのように変身しました。
早朝は曇りでちょっと肌寒く、フリースを着込みました。
ロゴス(LOGOS) ロールペーパーホルダー 81285005
この↑激安ラックの2段積みは今回初めて実戦投入しまししたが、思っていた以上に使い心地がグーでした。見た目は貧相ですが、こまごましたものが手近に見やすい状態で置いてあるので、御座敷がコックピットになったような感じ!車の時しか使えませんがね・・・。
(関連記事)⇒御座敷改造作戦 PART1~整頓しよう!
朝食後はテントを乾かしがてら読書したり、日光浴をしたり。「モナドの領域」面白いです!「禍まがしい」は「まがまがしい」と読むんですね。初めて聞く言葉ですが・・・
10時頃には日が差してきて急に気温が上がりました。夏日です。久しぶりに紫外線を浴びたら、肌を焼かれるようなジリジリとした刺激を強烈に感じました。
今日もざき姐がサイトまで来てくれて「帰りはゆっくりどうぞ」と言ってくれました。このお言葉はほんとにうれしい!時間を気にしての撤収って焦っちゃいますからね。気持ちに余裕があるのとないのとでは大違いです。
それから、うちのテントを「サイトの使用例として使いたい」と写真撮影して行かれました。帰宅後フェイスブックを見ると、なんと我が真っ赤なレラとクレイジーなタープの雄姿がアップされているではありませんか!「26いいね!」ありがとうございます!
こんな感じの写真が数枚アップされてました
無事、乾燥撤収し11時半には出発。
出発直前、どこにいるかわからないざき姐にツイッターでお礼をすると、わざわざ出てきてくれました。
ターザンが出没しない季節になったらまた行きたいと思います。
登りも急!
13時頃、無事帰宅。暑いのなんのって・・・
「その2」で場内の各サイトや設備などをご紹介したいと思います。
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